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楽器フェア2016レポート ~調律編~|富士店
調律
11月4日(金)から6日(日)にかけて、東京ビッグサイトにて「楽器フェア2016」が開催されました。
この度、レインボーブリッジを通って行ってきました~!!
東京ビッグサイトの西1・2ホールの中はとても広かったんですが、それでも人にぶつかってしまうほど大変賑わっていました。
そして展示されている楽器の数にも圧倒されてしまいました。
これから数回にわたって、とっても感動したことをお伝えしたいと思います。
まず第1回目は調律編です。
「一般社団法人日本ピアノ調律師協会(公式HPはこちらです。)」のブースでは、100年以上前にロシアのサンクトペテルブルグで製造されたグランドピアノが展示されていました。
J.Becker(ヤコブ・ベッカー)社のグランドピアノです。
このピアノは童話「ごんぎつね」で有名な新美南吉が、安城高等女学校(現:愛知県立安城高等学校)で教員をしていた時代に使っていたものだそうです。
いたずらな「ごんぎつね」が兵十のお母さんが亡くなってしまったことを知り、自分のいたずらを後悔して兵十に栗や松茸を届けますが...という童話です。
小学校4年生の国語の教科書に載っていましたね。みなさんは覚えてますか?
ちょっとお話が脱線してしまいましたが、このグランドピアノは長らく農家の納屋で保管されていて雨漏りによる腐食がひどく、修理不能と言われていたそうです。
しかし2013年の南吉生誕100年の際に、安城市からの要望を受けて小野ピアノ工房調律センターで1年8か月かけて復元修理がされたとのことでした。
説明の後、この新美南吉が使用していたグランドピアノとヴァイオリンでミニコンサートが開かれました。
ロシアの作曲家チャイコフスキーもJ.Becker社のピアノを使用していたということもあり、「くるみ割り人形」などが演奏されていました。
ピアノのとても優しく、しかし明瞭な音が鳴り響いていました。ヴァイオリンとの共演もとてもステキでした。
まさに童話作家の使っていたグランドピアノにピッタリな音です。
調律師さんのお仕事ってすごいですね~。
さてさてみなさんのご自宅のピアノはいかがですか?
定期的に調律はされていますか?
傷や汚れなど気になるところはありませんか?
当店ではピアノの調律、またクリーニングも行っております。
詳しくは、こちらへ!!http://www2.sumiya-goody.co.jp/repair/tuning.asp
お困りのことがございましたら、下記の連絡先にいつでもご連絡ください。
お待ちしております。
by かみ
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