突然ですが、みなさんはこの曲をご存じでしょうか？

ドラマ「のだめカンタービレ」で使用されて一躍有名になったこの曲。モーツァルトの生涯、作曲経緯、掲載楽譜などご紹介します！
【唐突に語ってみた】 初回はモーツァルト作曲≪きらきら星変奏曲≫についてです。

まずは簡単にモーツァルトの説明を

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年1月27日にオーストリアのザルツブルクで生まれました。

父親は早くからモーツァルトの才能を見い出し、音楽教育を熱心に行ったり、演奏旅行に連れていくなどしていました。
天才ぶりは凄まじく、なんと5歳で初めて作曲をしてしまうほど。
他にも天才エピソードは多数ありますが、多すぎるので今回は割愛します。

成長してからも名曲を作り上げていったモーツァルトでしたが、収入はイマイチ...。
というのも、当時の音楽家は教会や宮廷に雇ってもらうことで生計を立てていました。
モーツァルトも例に漏れず雇われて作曲などしていたわけですが、貴族たちは報酬を出し惜しみしたのでした。

賞賛されてもお金は入ってこない。しかも彼には浪費癖がありました。当然生活は厳しくなります。

晩年には体も壊し、借金まみれのまま、1791年に35歳の若さで亡くなります。

≪きらきら星変奏曲≫はいつ作曲されたでしょう？

1778年、モーツァルトは父親に命じられてパリに滞在していました。
その当時のパリでは≪ああ、お母様、あなたに申しましょう≫という恋の歌が流行しており、それを基に作曲したといわれています。

「きらきら星」というのは童謡のタイトルとして有名になったものです。
そのため日本では≪きらきら星変奏曲≫と呼ばれるようになりました。

ちなみに曲の原題を直訳すると
≪フランスの歌曲〈ああ、お母様、あなたに申しましょう〉による12の変奏曲≫となります。

この曲は現在でも人気があり、度々楽譜のお問合せもいただいております。

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さて、唐突に語ってみましたがいかがでしたでしょうか？
不定期ですがシリーズ化していこうと思っていますので、気が向いたら読んでみてください。

楽譜担当：赤池

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