タイトル通りの唐突な曲語りシリーズです。今回ご紹介するのはこちら！
（クリックで音が出ます！）

E.エルガーってどんな人？

エドワード・エルガーは1857年6月2日にイングランドで生まれました。ちょうど今月生まれですね。小さい頃から兄弟ともども音楽を教え込まれていたようです。

元々は音楽教師かつヴァイオリニストでしたが、のちに作曲家兼指揮者となります。実はお父さんもピアノ調律師、ヴァイオリニスト、オルガニストとして働いていたそうです。親子揃って多才で驚きますね。

実はエルガーは下積み時代が長く、42歳でようやく脚光を浴びます。それまで苦労しっぱなしだった彼に神様はすごいプレゼントをくれました。

なんと47歳でナイト、74歳で准男爵の爵位を得ます！しかも王様の音楽師範に選ばれるほど！音楽で爵位をもらうなんてすごくカッコイイですよね。

晩年は流行曲ではなくなっていたものの、機会さえあればエルガーの曲は取り上げられ続けていました。
しかし、愛する妻が亡くなってからは少しずつ創作意欲を失っていきます。

75歳のときにエルガーの作品による音楽祭が催され、再びスポットライトが当たりますが、翌年大腸がんが発見され、1934年に76歳で亡くなります。

愛のあいさつについて

1988年にエルガーは8歳年上のキャロライン・アリス・ロバーツという女性と婚約します。彼女は元々エルガーのピアノの生徒でした。しかし宗教上の違い、また売れない作曲家と陸軍少将の娘という立場から、アリスの親族から結婚を反対されていました。

そんな反対を押し切って2人は結婚します。アリスはその後エルガーのマネージャー役となり、ときには作曲した曲の批評などもしてくれる素晴らしいパートナーとなったのです。

≪愛のあいさつ≫は婚約記念に作曲し、アリスに贈った曲だと言われています。
エルガーはドイツ語を得意としていた彼女のためにタイトルをドイツ語にしていましたが、出版に際してフランス語に変更されました。さらにピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽などを残しています。

おすすめ楽譜は？

さて今回も一応楽譜担当である私が独断と偏見で選んだおすすめ楽譜たちをご紹介します！

まずは1曲だけ欲しい方にピアノピースです。No236になります。

難易度は中級。本来2人でやれば楽なところもソロなので1人です。でも弾きごたえはすごくあります！

続いては初心者の方におすすめ楽譜です。

曲集なので曲数は多いですが、その分いろいろな曲を楽しめます。
この楽譜の何が良いかって、『指くぐり・指またぎが一目でわかる』んです！記号が書かれているのでそのタイミングで指を変えれば大丈夫！
結構この『指くぐり・指またぎ』ってつまずきやすいところだったりしますが、これなら初めての方も弾きやすいと思いますよ！

さて最後はこちらの楽譜をご紹介！

この≪愛のあいさつ≫はやはりヴァイオリンとピアノのセッションが1番素敵できゅんときます。(個人の感想です)
これをヴァイオリン/ピアノで弾いてみたいけど初心者で...という方はすみやグッディ富士店で無料体験レッスンもやっておりますので、お気軽にお問合せください！

担当：赤池

【音楽教室・カルチャースクール・楽器販売・修理・練習スタジオ】
●すみやグッディ富士店●
Facebookページ＞すみやグッディ富士店

営業時間：10:00～20:00／水曜 定休日
富士市瓜島町79（駐車場完備）
TEL 0545-55-3673

♪大人の音楽レッスン♪カルチャースクール♪
♪ヤマハ音楽教室♪