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没後100年!サン=サーンス≪動物の謝肉祭≫【唐突に語るやつ】|富士店
おすすめ楽譜
今回は今年で没後100年になる、作曲者のサン=サーンスについてと、特に有名な≪動物の謝肉祭≫についてご紹介しようと思います。
面白い曲が多いので、今回はあえて組曲全体をさらりと書きます!
サン=サーンスってこんな人
まずサン=サーンスという人物ですが、本名は「シャルル・カミーユ・サン=サーンス」といいます。めっちゃ名前長い。
一般的に「カミーユ・サン=サーンス」とか「サン=サーンス」と呼ばれています。
1835年にフランスで誕生し、作曲家、ピアニスト、オルガニスト、指揮者として国際的に活躍していました。
ただ、パリでの評価はあまり良くはなかったようでした。長い間評価されずにいたサン=サーンスですが、自作オペラの成功を機にガラリと変わります。1921年に亡くなった際には国葬が執り行われるほどに、多くの功績が与えられ、評価されていきました。
更にすごいのは、他にも天文学や生物学、数学、芸術面でいうと絵や文などにも才能があったことでした。
なんでもできちゃったサン=サーンスですが、性格は辛らつで無頓着と、人付き合いするにはちょっと苦労するタイプだったみたいです。
≪動物の謝肉祭≫ってこんな曲
まず謝肉祭っていうのが日本人には聞き慣れませんよね。謝肉祭とはずばり、カーニバルのこと!お祭りです!
そのお祭り騒ぎのパレードの中には「化石」だったり「水族館」などといった曲も登場します。
またこの≪動物の謝肉祭≫にはパロディが多く、曲の中には聞き覚えのあるメロディーがちらほら出てくるものもあります。個人的にはそういった意味でもお祭り感があるかなと思いました。
ただこの組曲はそもそもプライベートの演奏を目的に作曲されていたこと、パロディも風刺的に用いられていたことなどから、サン=サーンスは自身が亡くなるまで楽譜の出版や演奏を禁止していました。さすがにサン=サーンス的にも「これはやばい」と思ったんでしょうかね。
しかしその中でも完全にオリジナルの〈白鳥〉という曲だけは、生前に楽譜を出版しています。現在も人気があるチェロ独奏曲です。
≪動物の謝肉祭≫は室内楽作品として作曲されましたが、現在では様々な楽器用に編曲されて出版されています。
今回も楽譜をご紹介したいと思いますが、まずはこちらのホルンの楽譜です。↓↓
掲載されているのは〈白鳥〉のみですが、ホルンのソロ曲にお困りの方には持って来いの楽譜です。
タイトル通り、曲が100曲入っているのも魅力的です。クラシック曲以外も載っている万能な楽譜ですね。
それとこちらはピアノの楽譜です。ソロ曲もありますが、連弾や2台ピアノの方が楽しさも倍増、表現も広がって個人的にはこちらの方が好きです!
カラフルな表紙の楽譜は同じ連弾楽譜なのですが、挿絵と文章が合間に入っていて、絵本のような作りになっています。
左右でセカンド・プリモが分かれているので見やすく読みやすい構成になっています。
≪動物の謝肉祭≫は面白い曲も多いです。ぜひ全曲聞いてみていただきたいです...!!
担当:赤池
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