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替え時はいつ?【シングルリード】寿命の目安とは...|富士店
管楽器・弦楽器
クラリネット、サックスパートの皆さん、そのリード使うのちょっと待った!
一枚のリードをどこまで使っていますか?
一箱に10枚しか入ってない貴重なリード。大切に長く使いたい気持ち、凄く分かります。
でも、使い過ぎには注意です。今回は、リードを使いすぎることのデメリットと寿命についてお話します。
こんにちは、管楽器・小物販売担当のソガです。
以前お店にいらしたお客様で、「リード10本全部使えなくなっちゃった」と、新しいリードを買っていったお客様がいました。
そのお客様は、欠けたり割れたりするまで一つ一つのリードを大切に使い、一箱で一年半ほど使っていたようです。
ですが、私はそれだと使い過ぎだと思います。
突然ですが、次のうち、いつもどの状態になったらリードを交換していますか?
1:ちょっと透けてきたくらいで
2:先端が細かくギザギザしてきたくらいで
3:波打つようにしわしわになったとき
4:先端や角がかけたり裂け目が入ったとき
まず、4番は完全にアウトですね。
たとえ新しくしたばかりでも、欠けたり割れたりした時点で、今すぐ別の新しいリードを使いましょう。この状態のリードはもう、演奏面での使い道はないので、捨ててしまってもいいと思います。
つぎに3番、こちらもかなりアウトに近いです。
乾燥の仕方や、保存の状況などが原因で、あまり長く使っていなくてもこうなることがあります。
音を出せないこともないですが、響きにくくなっているこの状態で練習をすると、余計な力が入ってしまい、アンブシュアが崩れる要因になります。のびのびと練習するためにも、なるべく新しいリードを使った方がいいでしょう。
2番が、交換の目安になると思います。
リードが薄くなってくると、繊維の強いところと弱いところの差でこういった減り方をします。この状態のリードをさらに使っていくと、吹きやすくなったと感じると思いますが、練習としては負荷がなく、あまり良い状態とは言えません。また、新品のリードに変えたときの吹奏感の差が大きく、思うように吹けないことがあります。
この状態になる前に変えた方がいい、という方もいます。しかし私の場合は、練習前は気にならなかったのに、練習後に既にこうなっていた、ということが多いので、この状態を目安に交換しています。
そして1番は、本番前に用意しておくといいでしょう。
新品のまっさらな状態から、一番響きがよくなる手前まで育てておくことで、本番にいい音のピークを持ってくることが出来ます。
また、目に見える変化がなくても、音が出にくくなってきたら、それは寿命が近づいているサインかもしれません。
そういった場合はすぐに捨てずに、別の日にもう一度吹いてみましょう。それでもだめだったら、寿命がきていると思います。
大切に大切に、気を付けて使っていても、どうしても吹いているときの振動で日に日に薄くなっていくリード...
複数のリードをローテーションで使ったり、水分を含ませすぎないようこまめに休憩させたり、長持ちさせる工夫はできても、やがて寿命がきてしまいます。
寿命がきてしまったリードを使うと、低い音が裏返ったり、高い音が当たらなかったり、リードミスの原因になるので、いつまでも同じリードを使い続けることは避けましょう。
いい音はいいリード選びから。より良い練習ができるように、リードの状態をしっかりと見極められるようになろう!
担当:ソガ
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