いざアコースティックピアノを買おう！！！と思ってもお値段が高いのがピアノですよね。

値段も考えると中古にしようかなと思う方も多いと思います。

そんな中古ピアノを購入して使っていくのは実際どうなのでしょうか？
すみやの店頭にあるものは、リニューアルと外装を磨き、中も部品を交換したりと
長くお使いいただけるようにしています。

でも、実際中がどうなっているのかって気になりますよね！！！
そこで、私が調律師としてお店で実際に販売している中古ピアノの中を覗いてみました！！

外装・アクション

今回、中を見るのはYUX！
だいたい37年ほど前のピアノになります。


ピアノの中身は、たくさんの部品でいっぱい！！！！！
どこか1つが壊れてしまうと、音がうまく出なかったり、音が止まらなかったり、鍵盤がうまく動かなかったり、雑音がしてしまうので、どれも大事な部品になっています。


まずは、ハンマー！！！
青色の丸の中を見てください。
キレイな形をしていますよね。

ハンマーはフェルトでできているので、たくさん弾くほど弦の跡がついてしまいます。
ただ、ハンマーを交換してしまうと音が変わってしまうので
なかなか交換もしづらい部分になっています。
お店にあるのはハンマーの形を整えてあるので、均一できれいな音が出るんですね！



マフラーと言われる ハンマーの上の白いフェルトも好感されきれいになっていますね。
これは、ハンマーと弦の間に入って、音を弱くしてくれます。

お次は鍵盤の裏！！！
赤い丸の中に、赤のフェルトがありますよね。
ここのフェルトもハンマー同様、たくさん弾くとどうしても擦れてなくなってしまうものなんです。
このピアノはきちんと交換されているので、安心してたくさん弾いてもらえます！！！！

この他にも、いろんな部品が交換されていて雑音もありません。
すみやにあるピアノは、どれも安心してお使いいただけます

中古ピアノをご検討の方

新品のピアノは、たくさん弾くほど音が響くようになりますが
中古のピアノはすでに音が響くピアノになっているので、
響きが変わることなく、確かめられるのがいいですよね！！！

ただ、中古ピアノは前に弾いていた方の使い方によっても変わってしまいます。

中古ピアノでご購入を検討されている方は、調べるだけではなく、
実際に弾いて音を確かめてみましょう！！！

これから響きが変わったり、ハンマーなどの消耗部品を考慮すると
新品ピアノの方が安心して長く使える部分はありますが、
中古ピアノは新品よりも変化が少ない分、どういう音でどう響くのかを自分の耳で確かめられるのはいいですね

沼津店では、今回ご紹介したもの以外にもピアノがありますので
ぜひ引き比べにいらしてください。
ピアノに詳しいスタッフもおりますので、ご不明なことや心配なことはお気軽にご相談ください♪

担当　永嶋

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