梅雨の時期ですね。
湿気は楽器にとって天敵って知っていますか？
湿気によるデメリットがとても多いのです。

「湿気対策って何をしたら良いの？」最近こんな質問が多いように感じます。
皆様の大事な楽器を湿気から守るために、湿気対策グッズをご紹介致します。

ピアノには「ピアノキーパーZ600」

ピアノの弦が錆びたり、鍵盤が上がらなくなったり、タッチが遅くなったり、
アクションが故障したりするのは湿気に影響されるからです。
ピアノの生命でもある「音質」「音律」も当然狂ってきます。これを防止するのがピアノキーパーです。

ピアノキーパーはピアノ内部の湿気を最適にコントロールできるよう特殊配合シリカゲルを使用しております。
ピアノは木材でつくられています。
木材には腐食性の遊離酸を含んでおり、空気中の水分等と相まって腐食を促進させます。
ピアノキーパーはその広大な表面積と強力な吸収力に依り、有害ガスを吸収し腐食等の障害を防止することができます。

ピアノは繊細な楽器なので、定期的な調律をおすすめします。
ピアノキーパーの配置や交換時期については技術者にお任せくださいませ。
ピアノの調律について→こちら

管弦楽器には「モイスレガート」

ヴァイオリンの場合、ペグが回しにくくなったり、音がきつくなったりします。
モイスレガートは2枚の布の間に吸湿素材が挟まれている「楽器専用湿度調整シート」です。
夏場の除湿剤としても使用できますし、冬場の加湿材にもなるという優れものです。

なるべく楽器本体に触れにくいところ(ネック部分がオススメです)を選び、ケースの中に入れるだけで湿度を約40-60%に保つ効果があります。薄いシート状なので、楽器に密着しにくいのも安心です。
また、湿度調整座の中でも効果期間が長く、2年間持続します。
タグ部分の使用開始年月を書くスペースがあり、期間を忘れず管理することもできます。

こちらはヴァイオリン用のモイスレガートです。
管楽器用、リードケース用など用途に合わせてお選びください。

キミスタ特製湿度調整剤

土日リペアで来て下さっているキミスタ監修・制作・販売の「キミスタ特製湿度調整材」

キミスタ考案の湿度調整剤は、楽器に最適な湿度50-60％を維持します。
湿度が高い時には水分を吸収、逆に湿度が低い時には水分を空気中に放出してくれます。
ギターケースやスタンド、クローゼットや靴箱にもご使用できます。効果は半永久的！！！

キミスタ特製湿度調整材はLサイズ・Mサイズ・Sサイズがございます。
設置目安としては、ギターケースSサイズ1個、アップライトMサイズ2個となっております。
全ての楽器に適用でき、楽器以外にも使用ができます。
麻袋に入っているので、見た目もおしゃれです！！

湿気から守るグッズいかがでしたでしょうか？

楽器を大切に長く使用するために、愛情を持って楽器と接していきたいですね。
すみやグッディ沼津店では、リペアマンによるメンテナンスや修理を行っております。
楽器のことで気になること、お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。
☎055-926-1171
管楽器リペアについて→こちら
ギターリペアについて→こちら

担当　田村

優秀なリペアスタッフがいます！

すみやグッディ沼津店は、ギターメンテナンス＆リペア体制を大きく強化！
地元沼津市の音楽スタジオ＆リペア工房キミスタと強力タッグを組み、週末はキミスタ出張工房が登場。
楽器リペアとメンテナンスの相談を受付いたします！お持ちのギターはぜひ、半年～1年に1回程度の状態診断をお勧めいたします。
あなたのギターもキミスタ工房で魂注入されると演奏フィールが劇的に向上するかも！？ぜひご利用頂ければと思います。
週末はぜひ、すみやグッディ沼津店ギターフロアのキミスタ出張工房へ！