なぜ日頃のお手入れや
定期的なメンテナンスが必要?
本来楽器が持つ、安定した美しい音の演奏は、演奏者の演奏技術はもちろんですが、楽器の状態の良し悪しにも大きく左右されます。もし楽器の状態が悪ければ、正しい音を出すだけでも演奏者に大きなプレッシャーとなり、豊かな音楽表現の余裕はありません。
楽しい演奏活動、より豊かな音楽表現のためには、楽器をよりよい状態に保つことが不可欠。 ご自身による普段のお手入れはもちろんですが、人間に医師の定期診断が欠かせないように、楽器にも専門技術をもった技術者による定期的なメンテナンス(点検・修理)が必要です。
楽器の中に残留物
(さび、ほこり、汚れ)などがある
管楽器は吹奏後、唾を確実に抜かないと、管体の内部に汚れがたまり、局部的に管体内径を小さくさせ空気の流れを妨げ、正しい音程が出ない原因となります。